妊娠中の食事の注意点

妊娠中は、体重の増えすぎに注意が必要です。栄養バランスを考えたカロリー計算が必要です。母体に負担をかける妊娠中の必要以上の体重の増えすぎは、妊娠線ができやすくなったり、腰痛がひどくなる可能性もあります。もっと深刻なのは他の病気を招いたり、難産になる危険性が高くなることです。妊娠している間に特に注意したい症状に妊娠中毒症があります。妊娠した後に体重が増えすぎ、皮下脂肪がつきすぎると、陣痛が弱まったり、産道が狭まって赤ちゃんが通りづらくなり難産になってしまいます。摂取エネルギーをコントロールし、太りすぎないようにしましょう。太りすぎないためには食習慣がとても大切です。妊娠したら、最初の15分間の食べるスピードを意識的にゆっくりとすることです。これは満腹中枢が刺激されて、空腹がやわらぐまでに15分程度かかるのですが、ゆっくりと栄養バランスの良い食事をすることで食べすぎを防止することが可能になり妊娠中の太りすぎを防ぐことができます。

妊娠中の栄養バランス

お母さんの栄養が赤ちゃんの栄養となりますから栄養のバランスにも注意したいですね。妊娠中の食習慣があなたの健康、精神状態、そしてもちろんお腹の赤ちゃんにも影響を与えます。肥満に気をつける以外は食事をとる時に気をつけることは、妊娠中は偏食をしないことが大切です。栄養バランスを考えてとりたい栄養素がたくさんあり、それらを過不足なくとるためには、1つの食材に偏らず、いろいろな食材を食べることが大切です。主食(ご飯・パン・めん類)+主菜(魚・肉・卵・大豆製品などのおかず)+副菜(野菜・きのこ・海藻類のおかず)を組み合わせることが、食事の基本となります。これらのいろいろな食材を上手に組み合わせると栄養バランスがよくなります。お母さんに好き嫌いがあると赤ちゃんに行き渡らない栄養が出てしまいます。妊娠中は特に、沢山の食品をバランスよく摂ることが大切です。 体重が増えるとつい食事をぬいて調節しようと考える方が多いですが、それはかえって逆効果です。朝・昼・夕食の基本の3食を規則正しく食べるようにしましょう。

妊娠中に積極的に摂りたい栄養

具体的な娠中の上手な食事としては、●たんぱく質は、筋肉、血液、免疫など体をつくる大切な栄養素です。良質なたんぱく質を含む食品は肉、魚、卵、豆、豆製品( 豆腐、納豆、おから、あげ)などがあります。妊婦には 1 日およそ 65 g のタンパク質が必要です。●カルシウムは、赤ちゃんの骨や歯、血液の大切な成分です。カルシウムを多く含む食品は骨ごと食べられる魚、牛乳、大豆製品、海苔、ひじき などです。カルシウムは日本人が不足しがちな栄養素です。妊娠中のカルシウム必要量は、1 日 900 mg といわれています。カルシウムはたんぱく質、乳糖、ビタミンDを一緒にとると吸収が良くなります。●貧血予防のために、鉄分を多く含む食品を摂りましょう。鉄分を多く含む食品 はレバー、肉、赤身の魚(かつお、マグロ、サバ、鰯)、貝類(あさり、しじみ、カキ)、大豆製品、ひじき、ほうれん草 などを意識的に摂りましょう。1 日に 20 mg の鉄分が必要です。鉄分の吸収を助ける、良質のたんぱく質(肉魚卵大豆製品など)や、ビタミンC(野菜、果物など)を、一緒に食べましょう。

まとめとして、妊娠中は今まで食生活に無関心だった人は食生活を見直し、1日3食のバランスのよい食事と適度な運動と今までと同じ規則正しい生活リズムで良いのです。1日または1週間単位で必要な栄養素を過不足なく摂取するように心掛けると良いでしょう。いい加減な食事で必要栄養素の不足・偏りは母体や赤ちゃんに良い影響を与えず、難産や合併症を惹き起こす原因ともなります。食事時間は規則正しくしとり楽しく食べましょう。そして、自分一人の体ではないことを自覚して、一層食事の内容に気を配るようにしましょう。

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